〇BOURGOGNE TONNERRE BLANC / PATRICK PIUZE / 2018 / 画像

〇BOURGOGNE TONNERRE BLANC / PATRICK PIUZE / 2018 /

商品説明
「パトリック・ピウズ」は、2008年よりスタートしたシャブリのメゾン。当主を務めるのは、カナダはケベック出身のパトリック・ピウズ氏。1973年生まれ、現在48歳になるパトリック氏ですが、18歳のその時までワイン造りとは縁のない生活を送っていたとのこと。しかしその年にローヌの名門・シャプティエの一員であるマーク・シャプティエ氏と出会い、ワインに興味を抱くようになったのだそう。そして早速オーストラリア、南アフリカ、イスラエルなど様々な地でワイン造りの修業を積み、その後1997年にカナダのモントリオールに「ピノ・ノワール」という名のワインバーを開業させたのです。ワインカルチャーを取り入れた、新しいスタイルのバーとして二年の間この「ピノ・ノワール」を営んだパトリック氏でしたが、その中でやはりどうしても「醸造に携わりたい」という気持ちが強くなり、2000年の夏、ブルゴーニュに旅立つことを決意したのです。バックパック一つを携え、知人のつてでピュリニ・モンラッシェのオリヴィエ・ルフレーヴを訪ねたパトリック氏は、そこでスタッフとして働きながらボーヌのワイン学校で醸造学を学び、果てにはオリヴィエ・ルフレーヴのシャブリの醸造を一任されるまでに成長を遂げました。シャブリに移り、醸造長として四年の間勤めると、パトリック氏はメゾン・ヴェルジェの醸造担当として転身。そこで「白ワインの魔術師」と呼ばれる天才醸造家であり、ヴェルジェの社長でもあるジャン・マリー・ギュファン氏の薫陶を受けることとなったのです。さらにシャブリのジャン・マルク・ブロカールのセラーマスターを務めるようになった頃から、パトリック氏は「自らの名前でワインを醸造したい」という思いを強め、2008年7月1日、ついにシャブリで自身の名を冠したメゾンを設立するに至りました。パトリック氏は信念として「栽培者とワインメーカーは別ものである」ということを掲げており、実際醸造のプロとして身を立てている自身は、畑を所有していません。しかしいくつかの畑はメタヤージュで自ら栽培をしており、その他の畑においても栽培者との強い信頼関係の下、長期的なパートナーシップを確立していることから、結果的にシャブリで最高の土地にある古い畑の最高品質のブドウを得ることが出来ているのだということです。シャブリのテロワールにもこだわるパトリック氏ゆえ、ヴィラージュもののシャブリもそのテロワールごとに異なる特徴を持ったワインに仕上がるのだという話。「ブルゴーニュ・トネール」は2006年にAOC認定された地域で、シャブリよりさらに北に位置し、シャブリと共通する石灰石を含む土壌が特徴とのこと。
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