NV CUVEE 3A
ポルトガル出身の一族「ド・スーザ」家は、両大戦の間にシャンパーニュに降り立ち、
1986年に当主となった3代目のエリック・ド・スーザ氏によって、最高のシャンパーニュを
造り出すレコルタン・マニピュランとして、その名を世に知らしめることとなりました。
エペルネの南部、コート・デ・ブランのアヴィーズに居を構え、
コート・デ・ブランの中でもアヴィーズ、クラマン、オジェといった区画に
指折りの特級畑を所有しており、しかもそこに植えられたブドウの大多数が
古樹だというのですから、周囲から羨望の目で眺められるのも無理のないことです。
エリック氏はこれらの畑でビオディナミを実践し、ワインはすべて
マロラクティック発酵が施され、そして同じく発酵には、ジャック・セロスのように
オーク樽を用いているとのこと。
ちなみに近年では、「Umami 旨味」という、日本に独特に見られる5番目の味覚
「旨み」を表現したシャンパーニュをリリースしているそうですので、
これまた興味を引かれます!
こちらは、アイ、アヴィーズ、アンボネイの三つの村の頭文字となっている
「A」にちなんで「3A」と名付けられたグラン・クリュ・ブレンド「キュヴェ・3A」です。
アヴィーズのシャルドネを50%、アイとアンボネイからピノ・ノワールを
25%使用したブレンド比率で構成されており、シャルドネ由来のパイナップルや
マンゴーのような濃厚な果実のアロマに、ピノ・ノワール由来のレッド・ベリーや
カシスのアロマが複雑に展開し、口の中でシャルドネのフレッシュな
ミネラル感と、ピノ・ノワールのヴェルヴェッティなタッチが広がる、
「まさにバランスの極みといった一本」とのこと。
パーカーポイントは91+点!
https://jizakewine.com/champagne.htm