ポートエレン蒸留所はすでに操業停止しているが、大変人気の蒸留所。 ポートエレン港の町のはずれにある。写真の中央奥に青色の大きな建物がモルティング(製麦)を行う建物で周りから一目でわかる。 操業は1825年。だが1929年から1966年まで操業停止し、いったん再開されたが1983年5月から再び休止状態にある。しかし製麦部門だけはその間も拡張され、現在はモルトスター(麦芽だけを専門につくる業者)として、同じUD社系列のラガヴーリン、カリラをはじめアイラ島の他の蒸留所に麦芽を供給している。 仕込み用水は背後の丘にある小さな湖から引いている。辛口で刺すような独特の風味があり、どちらかというと食前酒向き。 ダグラスレイン社のフレッド社長曰く、色々リリースされているポートエレンの中でも一番の特徴は、「なめし皮の味」がすることだそう。あと潮の香りも絶対にする。 一口飲むと、まるで海辺に立っているかのごとくの潮の香り。かといってバランスはくずれない。 アイラモルト好きも、そうでない人にもお勧めできます。 店主も愛しています。
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