キングスバリー社は、スコットランド・アバディーンにて設立、1989年よりシングルモルトのボトリングを開始し、その後ロンドンに事務所を構え、専門的な蒸留酒を取り扱っている、インディペンデント・ボトラーです。 創設当初よりキングスバリー社は、シングルモルトの魅力や可能性を見出し、ウイスキーの個性を遺憾なく発揮するべく、樽の選定やシングルカスクという概念、流行していたチルフィルタレーションを使用しない姿勢など、強いこだわりを頑なに守ったリリースを続けてきました。その結果、数々の伝説となるボトルやシングルモルトを世に送り出し、ボトラーとしての確固たる地位を確立するに至りました。 この度、スプリングバンク蒸留所の創業一族であるGordon Wright(ゴードン・ライト)氏がキングスバリー社代表として戻ってまいりました。 キングスバリー社の初期のボトルは、ライト氏による樽の選定、ボトリングが行われており、それが今日のキングスバリー社の原点でもあります。 ライト氏が戻ってきたことにより、キングスバリー社の原点でもありながら、新たな挑戦が始まりました。 創設当初のように「カスクストレングス」と「リミテッド・エディションズ(46%)」の2タイプをリリース。
そして、コンセプトは、「ビンテージ」。シングルモルトのビンテージによる特別なキャラクターが存在する、そこに一番の視点をおいており、その考えがラベルにはっきりと表れています。
リミテッド・エディションズ」、通称「シルバーラベル」、いずれも加水したことにより、様々な要素が花開き、その個性が活き、バランスに優れた加水の妙が見られる作品となっております