1868年に設立されたデュワー・ラトレー社は、その当時数多くのウイスキーブランドの正規販売代理店として活動し、その後何回かの吸収・買収を経て、現在はあのモリソンボウモア社を経営していた“モリソン・ファミリー”の所有となり、主に樽の購入・販売等を行っています。(現在モリソン家はボウモアの経営からは手を引いているそうです。)そんな同社が初めてオリジナルのラベルで発売した、シングルカスク&カスクストレングスのシリーズがこの“カスクコレクション”です。
ラベルにはS.W.モリソン氏(デュワー・ラトレー社社長、あのスタンリー P. モリソン氏の孫)のサインが入っており、品質の高さを裏付けているといっても良いでしょう。 また、昨年秋からは、セールスマネージャーとしてスーザン・ウェブスター氏が加入し、樽選びからテイスティングノートの作成までを担当しています。この業界では珍しい女性ながら、以前大手ボトラーで同様の仕事をしていた経験と、テイスティング能力の高さが評価され、デュワー・ラトレー社のセールスマネージャーとなっています。スーザン・ウェブスター氏の加入で、より磨きがかかっていくことが予想されます
最近では、ブナハーブンの1976やプルトニーの1982 26年がウイスキーマガジンで金賞を受賞するなど、そのブランドイメージが上昇中です!ラベルにはS.W.モリソン氏(デュワー・ラトレー社社長、あのスタンリー P. モリソン氏の孫)のサインが入っており、品質の高さを裏付けているといっても良いでしょう。
<輸入元のテイスティングノート> 何れもテイスティングし、その中でお薦めはラフロイグの1998とボウモアの1996です。ラフロイグは珍しいシェリー樽熟成で、ダークカラーではありませんが、味わいはしっかりとシェリーの影響が出た、高品質のラフロイグです。ボウモアは46%に加水しているのですが、カスクストレングスのサンプルを試した限りでは、パフュームが全く出ておらず、強いピート言うよりは若干のフルーツ香を感じる、柔らかいボウモアです 他の5アイテムも、それぞれレベルが高く、期待できそうです。