●TAURASI NATURALIS HISTORIA / MASTROBERARDINO / 2009 / 画像

●TAURASI NATURALIS HISTORIA / MASTROBERARDINO / 2009 /

商品説明
「マストロベラルディーノ」は、1878年創業、しかしワイン造りの歴史そのものは1750年頃から続いているという老舗です。2代目当主であるピエトロ氏が「マストロ=名匠」という称号を得たため、元々の「ベラルディーノ」という名から「マストロベラルディーノ」というワイナリー名になったそうで、「このワイナリーなくして、現在のカンパーニアはなかった」と最高の敬意を持って語られる造り手とのことです。カンパーニアの多くの生産者たちは、第二次大戦後から近年にかけ、伝統的なカンパーニアのブドウ品種を国際品種に植え替えていったそうですが、そんな中、9代目当主のアントニオ・マストロベラルディーノ氏は同地の伝統的なワイン造りの歴史を守るため、孤軍奮闘したとのことです。そして伝統を重んじると同時に、現代的な最新設備を整えることにも余念がなく、そうした努力はやがて世界的なトップワイナリーとしての評価につながってゆきました。マストロベラルディーノの実力はイタリア政府のお墨付きでもあり、ポンペイの遺跡から発掘されたブドウ畑からワインを造るという政府公式のプロジェクトを託されるなど、輝かしい経歴を有しているのです。今回は、アリアニコから醸される南イタリアの代表的DOCGである「タウラージ」から、「タウラージ・ナトゥラリス・ヒストリア」のご紹介です!マストロベラルディーノによるタウラージは、「不死のワイン」の二つ名を持つほど長期熟成に堪え得るパワフルなワインとして知られており、2010年の4月には、『ワインエンスージアスト』誌が発表した「イタリアを代表する10本のワイン」の一つにマストロベラルディーノの「タウラージ・ラディーチ・リゼルヴァ1999年」が選出されています。こちらの「タウラージ・ナトゥラリス・ヒストリア」は、単一畑「ミラベッラ・エクラーノ」の樹齢約40年というアリアニコ100%で造られる逸品。深いルビーレッド色に輝き、鮮烈で複雑な、長く続くブーケを有すとのことで、カシスやブラックベリー、イチゴ、ブラックチェリー、スミレ、バニラ、そしてチョコレートといった香りが楽しめるそうです。口に含むと、プラムやラズベリー、イチゴジャム、スパイスのニュアンスが表れ、素晴らしい構造と柔らかさに包み込まれるような、温かみをふんだんに感じられる作品に仕上がっているとのこと。お料理とのペアリングとしては、ハムやチーズの前菜から、マッシュルーム入りのミートソースをあしらったパスタ、赤身のお肉やジビエのグリルなどが挙げられるとされています。
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