商品説明
メドック地区でのブドウ栽培発祥の地とも言われ、メドック地区のワインは全てここから始まったと言っても過言ではない「サン・テステフ村」。この村で生み出されている「カロン・セギュール」は、メドック地区の格付けシャトーの中でも最北端、ボルドーのジロンド川河口に位置し、およそ48haの粘土質の多い土壌で、ボディーのしっかりした濃いルビー色のワインを造り出しています。当時の所有者、「セギュール候爵」こそ、この「カロン・セギュール」という名の元になっている人物です。18世紀、かのラフィットやラトゥールをはじめ、いくつもの有名なブドウ園を所有していたセギュール候爵ですが、「ラフィット、そしてラトゥールでもワインを造ってきたが、私の心はここ、カロンにある」と述べ、「カロン・セギュール」にその情熱を傾けました。有名な「ハートラベル」には、そんなセギュール候爵の並々ならぬ熱い想いが込められているのです。今回ご案内の2019&2006年ヴィンテージ、パーカーポイントはいずれも93点。肉厚で逞しいフルボディからは濃縮した果実味がほとばしるかのようであり、同時にしなやかさも持ち合わせ、豊かな香り、しっかりとした味わい、エレガントな舌触りが三位一体となって飲む者を文字通り「酔わせる」名品ですので、その味わいをとくとご確認ください。