なめらかでフルボディ。食前・食後を問わないすぐれたオールラウンダーで、知る人ぞ知る通好みの一本。 クライヌリッシュは昔から銘酒とされ、スペイサイドのグレンリベットと比較されてきた。 1967年に新しい蒸留所が建設され、新しいほうの蒸留所がクライヌリッシュと名乗り、それまでの古い蒸留所は「ブローラ」と改名している。 とはいっても新しい蒸留所、つまりクライヌリッシュは、スチルも麦芽も仕込み水も、さらには熟成庫も従来のものと全く一緒であり設備が近代的になったにすぎない。 もちろん味は伝統的な味を保っている。 ブローラ蒸留所は1983年5月に総業停止。現在も休眠状態が続いている。 なめらかで、全体にスパイシー、ドライなのが特徴。非常にバランスがとれたオールラウンダー。