伝説のグラッパ職人「ロマーノレヴィ」をサポートしていたオッターヴィオ氏が 自ら手がけるグラッパ かつて絶大な人気を誇ったグラッパがありました。今やほとんど見かけることのない直火型の蒸留器を使い、素朴ながら実に味わい深く、 なんといっても手書きで一つ一つ描かれるそのボトルは、コレクターにとっても垂涎の的でした。 残念ながらその作り手であったロマノ・レヴィ氏は数年前に亡くなり、彼のグラッパは幻のようになっていました。 もう2度とあんなグラッパは飲めないと思われていましたが、蒸留器の手入れ、ラベル作成、販売面とレヴィ氏をあらゆる面でサポートしていた オッターヴィオ・ヴェッキ氏が、レヴィ氏のグラッパ復活に立ち上がりました。彼のもとで学んだ技術を生かし 、直火型蒸留器を使用し、氏の代名詞的手書きラベルを踏襲した、レヴィ氏の作品を髣髴とさせるグラッパを生み出しました。 まだまだ生産量が少なく極わずかしか流通していませんが、レヴィ・ファンなら見逃せないところでしょう。