セント・ジェームス蒸留所は1765年、マルティニーク島サン・ピエールに創設。セント・ジェームスという名前は、英国貴族の名前から取られたと言われており、当初は英国への輸出を想定していたようです。1882年に商標登録、世界で始めてスクエアボトルを使用したことで知られています。その後1902年のペレ山の噴火後、サン・マリーに蒸留所を移しました。 同蒸留所が所有する農地750エーカーのうち、687エーカーが自社所有。さとうきびはペレ山の東側斜面で栽培されますが、火山灰の肥沃な土壌から良質のさとうきびが栽培されています。その収穫は2月に開始され、5ヶ月〜6ヶ月もの間続き、年間生産量は300万リットルを誇ります。マルティニーク・ラムの中でも豊富なアイテム数を誇り、世界的な大会でも金賞を多数受賞しています。
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