AOC 特徴
ドンフロンテ (1998年制定)
ペイドージュ (1942年制定)
土壌
一つ一つの地層が薄く、石灰質なため、横に広く浅く根を伸ばす洋梨の生育に適している。
水分を多量に含む粘土質の土壌で、直下に根を伸ばすリンゴの木の生育に適している。
使用果実
AOCドンフロンテの規定上、洋梨を30%以上使用しなければいけない。上限はなし。上記土壌の理由からも、洋梨が多く栽培される。
4つに大別される味わいの違うリンゴをブレンド。伝統的に、使用される割合は苦・苦甘系を70%、甘み系を20%、酸味系10%。
蒸留器
連続式蒸留器。フルーティーで柔らかな洋梨の特徴を最大限に残すため1回限りの蒸留に規定されているが、そのためボディには若干粗さが残る。エレガントでフルーツ溢れる味わい。
単式蒸留器で2回蒸留。苦・苦甘系リンゴを多量に使用するため、ボディが厚く複雑なカルバドスになる。2回蒸留のため仕上がりは丸くなるが、フルーティーな柔らかさは残りづらい。フルボディでドライな味わい。
熟成
3年以上(ローリストンでは原則として使用済のフレンチオーク樽を使用)
2年以上(ローリストンでは原則として使用済のフレンチオーク樽を使用)